春
2012/3/26

でかい版をつくる時はテーピングが必須です。
いろいろ行程の中で、指先に圧力がかかるのだけど、これで痛さが軽減。
上野のアトレにある明正堂書店という本屋さんが、今年100周年を迎えました。
そのリニューアル記念で、トートバックが出されるのですが
そこにプリントされるロゴの版画おこしと、
お客様が自由に押せるキャラクタースタンプのキャラクターを描きました。
(ディレクション:大越庸平 YOHEI OKOSHI DESIgN Co.,Ltd.)
キャラクターは文豪をイメージした三等身、本に体を挟まれています。
アルファベット26文字分あって、それぞれが下町らしい?いかにも羅久井節?な
アイテムを持っています。

皆さんはどれが好きでしょうか。
a) 麦わら帽子
b) コーヒーポット
c) 鳥かご
d) コーヒー
e) しめじ
f) パイプ
g) 三段アイス
h) 手紙
i) ランタン
j )銭湯
k) お箸
l) 三毛猫
m) サイダー
n) 黒電話
o) こうもり
p) 糸電話
q) 杖
r) 南部鉄器のきゅうす
s) トランペット
t) 伝書鳩
u) 風車
v) 葉巻
w) 三色団子
x) 金魚
y) 沢ガニ
z) がんばれ日本
書店の一角にブースをつくって、判子を展示・トートバックの販売コーナーがあります。
そこで、好きな判子をぜひ押してくださいね。
ブースの設計、制作、ディスプレイの準備に連日追われていますが、これもついに
最終段階に入りつつあります。
春がくるんだなー
デザイナーさんとともにここまでやってきました。あとひといき、よろしくっす!
また個人的には、最大の感謝を意を、茨城の家具職人、野口さんに。
野口さんにしていただいた親切と綺麗な仕事を、私は見習いたい。
野口さんから届けられた箱には、お願いしたサイズの木材だけではなく、今後判子に使えそうな木がびっしりしきつめられていて。
忙しい中、お願い以上のもので応える。これは本当に、言葉足りませんが「すごい人」だとしか、もう。
「こっちは面を取りすぎちゃったやつ」と、紙で仕切られていたのだけど
面取りの違いは、私の目には区別がつかず。
職人が手仕事で感じる「誤差」は、機械のそれよりずっと細かいんだと思った。
私も判子を彫るとき「ここ削りすぎたな」ということがありますが、
誤差で言うと0.1mm〜0.3mmくらいの中で感じていること。
それも、傍目には何が違うかわからないと言われたりするのかなぁ。自分の中では、完全に誤差っていう感じなんだけども。
野口さんには、端材を譲ってください、とお願いしたのだけど
こちらの無茶な期限に応じるために新品のメープルから切り出してくださって
なんて苦労をかけてしまったんだろうと思う。
今夜はその木材に、ワックスとペイントを施すところ。
人のご好意に触れ、綺麗な素材に触れて、背筋がしゃんとする。
野口さん本当にありがとう。
前のページ

